守りを固める(その2)

万一の補償にもいろいろなタイプのものがあります。

前回記載した終身の死亡保険は最もオーソドックスなタイプですが、これ以外にたくさんあります。

自分が死んだときに会社が最悪どうなるかということに思いを巡らせるのですが、あまり楽しいテーマではありません。

PLを守るのも大切ですが、不動産賃貸業の場合はBSを守るほうがより大切です。

建物などの資産は火災保険などでカバーし、賠償責任という負債リスクは施設賠責保険でカバーします。

これらは損害保険の分野ですが、生命保険をうまく活用することで同族会社特有の負債リスクがカバーできそうです。

詳述はできませんが、役員借入金相当を補償するもので、通常の返済による残高減少と整合的に補償額も逓減するものです。

これにより負債管理が楽になります。