しばらくサボっているうちに年が明けてしまいました。
不動産管理会社は薄い利幅の中で商売をやっているので、大量に管理業務を受託し、清掃やゴミ収集業務などを集約化して安く外注化することで利益を確保しています。
賃貸不動産業務の花形は客付け募集業務です。
仲介手数料以外に(宅建業法違反の広告宣伝費まがいの)手数料を受け取ることで高い収益性を確保できるからです。
賃貸不動産会社が、利幅の薄い管理業務を行うのは募集で儲けるか、セキスイや大和ハウスのようなアパート建設で儲けるための手段として使うためです。
以上のような環境を理解すると、どのような人材が管理業務に携わるかがわかると思います。
つまりピッカピカの人はなかなか来ないです。
特にハウス系の子会社はひどいです。
親会社やグループ会社の残念な「お荷物社員」の掃きだめ的な場所になっています。
その点地場の管理会社には「お荷物さん社員」を置くだけの余力がないためハズレは少ないと思いますが、中小企業も高齢化しているため、募集で稼ぎの悪くなった高齢社員の働き場所になる可能性が今後あります。
そのような環境を理解した上で実際の付き合い方を考える必要があります。(続く)