曾祖母が現在の当家の資産の原型を築いたと言われています。
質屋業を切り盛りしながら借家業も行っていたようです。
数少ない資料にも曾祖母宛の借用書みたいなものがあるので彼女が実質支配者だったと思います。
また、岡山ビルをフルリノベーションして初めて岡山ビルに宿泊した翌朝、ご近所の老人が戦前当家の借家に住まれており曾祖母には世話になったとお聞きしました。
曾祖母宛の草書の手紙がいくつか残っていますが、解読不明で内容がよくわかりません。
江戸末期から明治初期にかけて、細川藩邸だった土地をどのようにして手に入れたのか全くわかりません。
細川藩にお金を貸していたのでその担保としてでも取ったのでしょうか。
もしそうだとしたらかなりのタフネゴシエーターだったと思います。
教育にはお金を惜しまないこと、身なりは質素にすることなど教えられたと祖母からよく聞きました。
また、生活・健康の知恵みたいな書き物メモみたいなものも残っているので、良い習慣づけを心がけていたのだと思います。