相続税

相続税に関する情報が最近目立ちます。

 

徴税にそれなりの理屈を国が一生懸命つけて、一般大衆の支持をバックに巻き上げを合法化しています。

土地、株を相続した人に対しては特に風当たりがきつく、自ら汗水流してそれらを得たわけではないので取っちゃえ的な昔ながらの発想です。

 

相続課税は、明治時代から法制化されてきた由緒あるものですが、当時はそもそも所得の把握が困難だったので相続のタイミングでしっかり帳尻をあわせていたわけです。

それでも株などの有価証券は把握や追跡が難しく国にとっては取りっぱぐれが多かったので、資産家にとっては土地はしょうがないか、の世界だったと思います。

 

ところが現在は課税所得はかなり透明度が確保されています。給与所得者についてはガラス張りで、高所得サラリーマンはすでに重税感満載です。

そのサラリーマンが必死で手にした都内の中心部の住宅を相続した場合、ほとんどのケースで相続税がかかることになります。

 

これは勤労者に対するひどい仕打ちだと思っていましたが、政府はこの角度からも働き方改革を促し、勤労せずユル~い世界を標榜させているんだなと最近妙に納得しています。

皆さん、必死に働いてマイホーム買っても子供が相続税で苦しむだけです。

賃貸住宅に住んでユル~い生活で人生をエンジョイしてください。