岡山ビルの北側に大阪カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック玉造教会)があります。
この教会と当家は少なからぬ関係があります。
教会西側の敷地は元は当家の所有でした。
6月17日・18日の大阪訪問の際にもご近所の方から当時の様子をお聞きしましたが、先代からの話しとも符合していました。
戦後、大阪市から土地の提供を求められ、その見返りとしての補償金?で北田辺の土地や岡山ビルの敷地に借家を建てたと聞いています。
なぜ大阪市から提供を求められたか。
聖マリア教会を作るためですが、それはなぜか。
元々あの教会はイエズス会教会として岡山ビルの北東側の小屋のような建物で細々と布教活動をしていたと聞いています。
第二次世界大戦で日本が負け、米国に統治されることになり、欧米流の大きな教会が出来たという単純ストーリーで納得していたのですが、最近この歳になっていろいろ疑問がでてきました。
プロテスタントが主流の米軍が、住民を立ち退きまでさせてなぜカトリックのイエズス会教会の拡張を後押ししたのでしょうか。
私の記憶が正しければ、米国の士官学校にある教会はプロテスタントです。