ボロアパートとボロビルのどちらが優先度が高いか。
これはボロビルの方でした。つまり岡山ビルなのですが、難易度が高いので取りあえずはアパート、つまりディアスを起点に情報収集しました。
相談相手は、ディアスを建設したセキスイハウス。
懇意にしている営業マンに相談に乗ってもらいました。
とても親切にあれこれと情報を提供してくれました。
しかし、肝心のリノベーションに関しては「うちではやってないので、どこか自分で探すしかないですね」との反応。
当たり前です。営業マンが親切なのは、ディアスをリノベなんてせずに建て替えれば自分の成績になるわけで、それを狙っているからです。それに営業マンとしては、ディアスの隣の居宅の建て替えの方が魅力的です。(写真はトラスト建設前の状況です。とても懐かしい景色です)
岡山ビルにしてもリノベーションより建て替えを提案してきます。
このようにハウスメーカーに相談しても、解はハウスメーカーの商品でしかありません。
相談する相手が間違いでした。
同じようなタイミングで管理を委託している積和不動産から、賃貸経営セミナーの資料をいただきました。
そこにリノベーションによるアパートの価値向上が案内されていました。
早速担当者に聞いてみましたが、「うちでプランニングとか紹介とかはしていないんです、単に事例の紹介です。」との回答。
なんやねん、そんなんやったら案内すな、って感じです。
その後、銀行、税理士事務所にも聞いてみましたが、皆さんコネもアイデアもなし。
銀行のコメントは、そんなことするより新築のほうがローン通りやすいですよ、とこれまた自分本位の提案です。
(世の中お客さま本位をうたう会社ばかりですが、皆さん自分本位です。どうも違う蛇口ばかりひねっていました)
不動産管理会社は、ノリノリでいろいろお膳立てをしてくれますが、どうも変な下心みたいなものが見え隠れします。
しかし、それらの話しの中で、わかってきたことは、自分で設計事務所にあたってみるしかないことでした。
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