2015年にディアス、2016年に岡山ビルをリノベーションしました。
設計士の山本嘉寛建蓄設計事務所にお願いしたことはこのHPでも紹介してきましたが、そこに至るまでは結構大変でした。
ボロアパートとボロビルを一体誰に相談すればいいのやら、全くわからない中からのスタートでした。
リノベーション工事は2年くらいでしたが、計画は5年くらい前からどうしたものかと考えていました。
今回の完成で、超私的に総括してみます。超私的総括なので間違いもあるでしょうし、記憶の順序が違うこともあるかも知れませんが、お許し願います。
まずは計画の具体化ですが、テレビの劇的ビフォーアフターはたまに見ていましたが、どうやって設計士を見つければいいのかも全くわかりませんでした。
どこの誰を起点に話しを進めていいのやら。
しかし、結論から言うと、賃貸物件のリノベーションの起点としては次の4つが有力です。
①工務店、②不動産業者、③設計士、④(最近よく見る)リノベ業者
正直なところ②と③はいくつか当たってみましたが①は知っているところがない限り無理です。
④は計画を進めている段階で賃貸住宅フェアで出店しているいくつかの業者に話しを聞いてみましたが、ちょっと調子が良すぎるなという印象でした。
②の不動産業者は、まずはお付き合いのあるところが起点になるので相談してみました。
取引関係があるので親身になって相談にのってもらったのですが、どうもしっくりときませんでした。
なぜか。
これは一言でいって、主導権の問題です。
不動産業者にとってある程度のリノベは、自分がすべてを取り仕切る、ミニデベロッパー的な仕事だと思います。
サブリースするくらいの覚悟でそれをやってもらえるなら悪くはないのですが、リスクは取ってくれません。
それに実績がよくわからないので、なかなか踏み込めませんでした。(後で発見したのですが、大阪R不動産(アートアンドクラフト)は不動産業者ですが、実績十分なので、ここに頼んでもよかったのかも知れません。)
ということで、③の設計士を起点とすることになるのですが、それは次回以降。
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