岡山ビルの再生工事は順調に進んでいます。
ところで、この手の工事で難しいのはバラしてみて初めて判明する点です。
たぶんこうなっているだろうという前提で再生設計しているのですが、必ずしもそうはなっていません。
例えば、写真の床面です。
想定では黒いモルタルが現れると思っていたのですが、床材を剥がして現れたのはコンクリートの粗い仕上げでした。
ま、それはそれでいいのですが、あまりにも仕上げがラフなので「快適さ」を追求できません。そのため、急遽床材の仕様をフローリングに変更しました。
そんなことがいくつか出てくると追加工事の費用もかさみます。
追加工事は覚悟していたのですが、ここまできて工事を止められないのでなんとも痛い出費です。
いつの時代もどんな仕事も後世に笑われないようキチンとしましょう。
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